有機農法による農業を営むリコベジファームの穐本裕紀子さんを訪ねました。
農薬も必要な分、どうしてもな時くらいは使っても良いのではないか、農薬絶対使わないって、そこまで頑張らなくても・・・という考えを持っていた私にとって今回のお話はまさに目から鱗ものでした！
お話を伺って、畑は人間でいう腸と同じだなと思って、免疫やバランスなど、健康分野のお話と共通するものを多く感じました。 そもそも今自分がここにいるということは、その周りには見えてはいないけれど「空気」も存在していて、その見えていないものがあるおかげで今の自分がいることを最近感じます。
腸でいったら善玉菌が良くて悪玉菌が悪いみたいな二極論で考えがちですが、善玉菌を活かすためには何をしているかわからない日和見菌もいて、そして悪玉菌もいて、大事なことは悪玉菌を減らすことではなく、悪玉菌もいた上でのバランスを取ることか！というのが今回の小さな発見でした。
そんなことが畑という巨大な腸でも同じことなんだなと感じました！
【穐本裕紀子さん】 岡山県岡山市で有機農法・無農薬で農業を 営む。愛媛で2012年にリコベジファームと して有機農法をスタート。岡山に移転して9年 になる。 農業に携わった期間は長く、慣行栽培 での期間も含めると25年の農業歴を持つ。 育苗も8年の経験を持つ農業のスペシャリスト。 南米での生ごみ堆肥を用いたNGOの野菜生産 活動に関わった経験もある。 有機栽培の第一人者・橋本力男氏に師事する。
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